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和文化シンポジウム

主催;農林水産省、和文化・産業連携振興協議会

2024年2月20日 農林水産省(本館)7階講堂

霞が関1丁目1番地の1 農林水産省にて「和文化シンポジウム」が開催されました。

開催に先立ち 主催者を代表して農林水産省・農産局長・平形雄策氏から開催趣旨の説明と挨拶をいただきました。もう一つの主催者 和文化・産業連携振興協議会とは畳(いぐさ・畳表)・お茶(茶葉)・着物(蚕糸)・お花(花卉)の和の生活に関係の深い4つの業界が集まって組織された団体で、畳業界からは「畳でおもてなしプロジェクト」や産地の「熊本県い業生産販売振興協会」が参画しています。

*(  )内は農水省担当農作物

まずは「和の生活文化を未来に繋ぐために」というタイトルで 「畳でおもてなしプロジェクト」の企画責任者の内藤誠治氏から、和文化・産業連携振興協議会の設立の目的から、今までの経緯や活動について『基調報告』がなされました。

続いて各業界の代表(畳業界=石河恒夫委員長)から、現状と仮題・課題解決の為の取り組み事例等が紹介された。

「今、畳を選ぶ人」「日本茶を売らない日本茶専門店」「“装い”は誰のために」「“花”はどこへ行った」等 

とても興味深い演題で それぞれが各業界を示す言葉を 各業界を示す文字に置き換えてもなるほどと思えるものだった例えば「畳を売らない畳専門店」「“畳”は誰のために」「“畳”はどこへ行った」等であり、話の中に和の生活文化の中での日本人が大切にしてきた「おもてなしの文化」という共通点を見つけることが出来た。

また最近では お客様への「おもてなし」視線の消費から 自分に対しての消費という風に変ってきていることを感じた。

続いて大日本茶道学会の田中会長をモデレーターとしてのパネルディスカッションが開かれた。

核心をついた指摘と話し合いで とても興味深い「kEY WORD」が沢山出てきてこれからの活動のヒントとなった。

今回は第一回目の開催、次に繋がるとても有意義なイベントとなった。

皆様 お疲れ様でした。 


文責・内藤誠治

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