「畳の間」コンペ作品・実物展示
町田デザイン建築専門学校の建築科の学生による「畳の間」コンペに協賛
2023年2月17日(金)~19日(日) 産学ネットワーク展・出展
コロナ禍で2年ぶりの開催でした。「畳の間」コンペとしては3回目の開催となりました。
建築科の学生によるコンペの最優秀作品を リアル空間として作成するという企画。
「畳の間」コンペに対して 素材サンプル提供と 畳制作の資材提供に協賛していただいた4社。
会場内で表示もさせていただきました。
これらは「産学ネットワーク展」の主旨に沿うものとして学校側の配慮でもあります。
「畳の間」コンペは建築科の学生さんがグループに分かれて 絵コンテと模型によって行われます。
今回は右上の「奥の細道」と題された作品が最優秀賞となり、実物作成ということになりました。
作成した畳の素材
畳表:大建工業(株) 穂波01〈 新銀色×銀白色×若草色 〉
畳縁:高田織物(株) 大宮G 影なし舛菊鶯
畳床:東海機器工業(株) 特製15mm クッション材入り
制作:東海機器工業(株) 縫着仕上げ

実際に「畳の間」コンペ 最優秀作品のリアル制作 竹林の赤い橋を渡った向こうには 緑の畳の癒やし空間がある 畳も緑を意識した素材の組み合わせとされました。
飛び抜けた発想の空間ではないですが その分 実際に落ち着いた空間に仕上がりました。
前年までの畳空間・優秀作は 椅子座だったのが 床座の空間になっています。

2020年の作品
西遊記の畳縁と二種類の畳表の色使い
日本というより海外・中国のイメージ?

2021年の作品
春の桜の季節を意識した灰桜色の畳表
女性らしい感性の作品です